居心地の良さが家族のコミュニケーションを増やす!?2階にリビングを作る間取りの魅力点

居心地の良さが家族のコミュニケーションを増やす!?2階にリビングを作る間取りの魅力点

2階建ての多くは、1階には「リビングや水回りなどの家族共同の生活空間」、2階には「寝室や子ども部屋などのプライベート空間」という間取りが昔から定番でした。しかし、今では1階と2階を入れ替え「2階リビング」の発想の住まいも増えてきています。

一般的な1階のリビングとは違った魅力が注目されていて、検討している人も多いかもしれません。家族が集まる「リビング」は快適な空間にしたいものですよね。

そこで今回の記事では、2階リビングの魅力に焦点をあてて解説していきたいと思います。

◆リビングが明るくなる

1階と2階を比較したときに上の階の方が日当たりは良好。部屋の向きによって日の当たり方に違いはあるものの、2階の方が時間的に長く「日光」を確保できます。

日中も家で過ごす家族がいるなら2階にリビングを配置すると日中の過ごしやすさがメリットになるでしょう。照明もあまりつけなくてもいいですし、冬には暖房がいらないくらい暖かな空間になることも。

2階にリビングを配置すると寝室はおそらく1階になるかと思います。でも、寝るときだけ過ごす寝室なら日中の日当たりは関係ないので1階でもじゅうぶんですよね。

◆プライバシーが確保でき過ごしやすくなる

1階のリビングでは「周囲の視線が気になる」という人も多いのではないでしょうか。道路沿いの立地だと歩行者や自動車が通行し、賑やかで落ち着かないものですよね。それに、リビングの向きが隣の家のリビングと対向している間取りだとカーテンを開けると見られる感じがして躊躇うこともあるかと思います。

隣の家の2階の窓と向かい合っていないような2階リビングなら、カーテンを開けて過ごしても視線が気になることはないでしょう。問題ありませんね。立地が良ければ開放的な景色を眺めることもでき、リラックス空間となりそうですね。

◆居心地の良い空間となり家族の時間が増える

「明るい」「開放的」「景色がいい」など、リビングが住まいのなかでも居心地が良い空間となれば、家族が集まってくるようになるのではないでしょうか。夏は窓を開けて涼しい空間、冬はポカポカとした陽気に包まれた暖かな空間となるでしょう。

家族のコミュニケーションも増えて、日々の生活が充実したものとなりそうですね。

◆まとめ

2階をリビングにし、寝室を1階に…という逆転の発想によって、1階では得られなかったメリットをもたらしてくれそうです。快適な空間となりそうな魅力点が多い2階のリビングですが、敷地や周辺の環境によっては今回お伝えしたメリットがすべて得られないこともあります。

敷地の状況や家族の生活スタイルも考慮しながら、2階リビングを選択肢のひとつとして検討してみてもいいかもしれませんね。

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